日本人をパートナーに持つ外国人はどんなカルチャーショックを抱いたのでしょうか。歯磨きの時間が異常に長いという微笑ましい話から、既婚者が独身を装って恋愛市場に潜んでいるという深刻な問題まで、話題は多岐にわたります。
今回は、このスレッドに寄せられたコメントの中から、特に支持を集めたものを厳選してご紹介します。
文化の違いに戸惑う日常
まずは、日常生活で感じる文化の違いから見ていきましょう。
歯磨き問題 — なぜそんなに長いの?
最も多くの支持を集めたのは、意外にも「歯磨き」に関するコメントでした。日本人パートナーの歯磨き時間の長さに驚く外国人が続出しています。
ここは重い話になりそうだから、面白い話をシェアする。歯磨きなんだよね。元カノ2人とも、20分以上歯磨きしてたんだ。歯ブラシをソファに持ってきてテレビ見ながらゴシゴシやり続けるの。何を言っても変わらなかった。いつも面白いなって思ってたよ — No_Jaguar7780 (922 upvotes)
このコメントには多くの共感が寄せられ、同様の体験を持つ人々からの返信が相次ぎました。
旦那がこれやるんだよ。マジで家の中を30分も歯ブラシ持って歩き回ってるの。どうやって?なんで?????注意したことはないけど、洗面台で2分で磨き終わる自分がおかしいのかって気分になってくるわ…… — KeyMonkeyslav (334 upvotes)
日本人ってエナメル質いらないらしいね。パートナーに散々文句言って、ようやく10分以上磨くのやめてくれたわ笑 — suzusnow (179 upvotes)
歯磨きの時間が長すぎることに対する懸念を示すコメントもありました。
テレビ見たりスマホいじったりしながら20〜30分磨いてる。で、俺が「ほとんど」磨いてないのに虫歯も知覚過敏もないのを不思議がってる。実は2分で十分なんだよね、それどころか、長く磨きすぎるとエナメル質が早く削れてダメージ受けるかもしれないんだ。でも日本人にそれを理解させるのは無理だね笑。まあ、喧嘩する価値もないよ。彼女は今年6回目の歯医者に2週間後また行くんだろうけどね…… — MyManD (124 upvotes)
歯磨きの適切な時間については諸説ありますが、一般的に2〜3分程度が推奨されています。しかし、日本では丁寧に長く磨くことが良いとされる傾向があり、この文化的な違いが外国人パートナーを困惑させているようです。
食事中に水を飲まない — 喉が詰まってるのに?
食事の習慣についても、驚きの声が上がっています。
食事中に水を飲まないんだよ。正直、カルチャーショックはいろいろあったけど、これは本当にワイルドだと思う。彼女がテーブルセッティングする時、グラスも置かないし、水のボトルも置かない(麦茶すらも)。で、食事を始めると「あ、喉詰まってる」ってよく言うんだけど、水を飲む以外に何もしないで、食べ物が下がるのを待ってるだけなんだ。食後には水を飲むし、汁物とかは飲むんだけど。 — morgawr_ (58 upvotes)
日本では食事中に水やお茶を飲まない人が一定数います。これは消化を助けるためという説や、食事の味を損なわないためという考え方があるようですが、外国人にとっては理解しがたい習慣のようです。
本音を言わない — 「美味しい」の本当の意味は?
日本の「建前」文化についても、率直な意見が寄せられました。
日本人は、嘘をつくことが礼儀正しいことだと思ってるんだよね。特に直接的な意見を言わないのが本当に嫌なんだ。例えば、料理が美味しくなくても「オイシイ」って言い続ける。俺が住んでるスイスでは、直接的に言うし、相手が何を考えてるか推測する時間を無駄にしないんだよ — winterweiss2902 (50 upvotes)
謙遜文化 — 家族のことまで謙遜する?
日本の謙遜文化についても、興味深い指摘がありました。
友達や家族が「彼女にはもったいない」とか「娘は料理が下手で申し訳ない」とか言うんだよね。これって謙遜(kenson)なんだろうけど、謙遜が友達や家族にまで及ぶってことにカルチャーショックを受けたわ。俺はいつも「奥さんと子供の事だけは謙遜言えない」って言ってるんだ — Sixgun_Samurai (18 upvotes)
日本では、自分の家族や身内を謙遜して表現することが美徳とされていますが、外国人にとっては「なぜ大切な人のことを悪く言うのか」と理解しがたい習慣のようです。
スキンシップNG — ハグもキスもダメ?
恋愛関係におけるスキンシップの違いについても、多くのコメントが寄せられました。
一番のカルチャーショックは、今の旦那と付き合い始めた時、公共の場でハグもキスもできなかったことだね。私はヨーロッパ人だから、挨拶のハグや別れのハグは基本中の基本、特に恋愛関係ではね。公共の場で愛情表現するのが普通じゃないってことは知ってたけど、それでも最初はちょっとショックだった。 — KAZUY0SHi (443 upvotes)
ヨーロッパ出身のこのユーザーは、日本の公共の場でのスキンシップに対する慎重な態度に驚いたようです。しかし、時間をかけてパートナーも慣れていったという前向きな結末が語られています。
別のユーザーは、スキンシップの問題が恋愛関係だけでなく、家族関係にも及んでいることを指摘しています。
私は温かくて愛情表現豊かな文化から来てるから、彼が家族をハグしないとか「愛してる」って言わないってことが理解できないんだ。家族と親しくなくて頻繁に話さないのも変に感じる。彼は家族と月に1回話すくらい、何か大きなニュースがあれば2回。(中略)結婚式に彼側から誰を招待すべきか聞いたら、「多分家族かな」って言うの。私は「多分???」って。彼は「うん、忙しくなければね」って。これは私にとって一番クレイジーな違いの一つだわ — Independent_Door_924 (131 upvotes)
恋愛関係におけるコミュニケーションスタイルの違いも、大きな課題として挙げられています。
何か問題があった時、彼は全く話し合おうとしないで(問題に向き合わない)、時間が解決してくれるって思ってるんだ。関係の問題について話し合おうとすると、私が攻撃的すぎるみたいな感じになるの — pixie_laluna (361 upvotes)
このコメントには多くの共感が寄せられ、同様の経験を持つユーザーからの返信がありました。
旦那も付き合い始めの頃これやってたわ。問題を無視すれば消えるって思ってたんだよね。それが彼が前の彼女と別れた原因でもあったのに。だから私ははっきり言ったの。「私たちは問題を放置しないからね」って。時間が経つにつれて、お互いコミュニケーションが上手くなったよ! — JewelJellyParfait (102 upvotes)
この問題について、文化的な背景を説明するコメントもありました。
いや、これは文化全体の問題だよ。東アジアの人たちは、物事が爆発するまで対立を避ける傾向があるんだ。「和」が大事なんだよね。— Lane_Sunshine (74 upvotes)
「和」を重視する東アジアの文化では、対立を避けて問題を表面化させないことが美徳とされることがあります。しかし、西洋的なコミュニケーションスタイルに慣れた外国人にとっては、この「問題を話し合わない」姿勢が関係を悪化させる原因になることもあるようです。
恋愛の地雷原 — 既婚者問題と不倫文化
日常的な文化の違いを超えて、より深刻な問題も浮き彫りになっています。特に、既婚者が独身を装って恋愛市場に参入している問題や、不倫に対する価値観の違いについて、多くの外国人女性が警鐘を鳴らしています。
既婚者だらけの恋愛市場 — 独身証明書が必須
最も深刻な問題として挙げられたのが、既婚者が独身を装って恋愛市場に参入しているという実態です。
これは30歳未満の人には当てはまらないかもしれないけど、クソッタレな既婚男性の話。独身証明書を提供しない、もしくは提供できない男とは付き合うな。私はミックスで、大学院卒業後に日本に戻ってきたんだけど、デートしようとして出会った男性の半分以上が、遊び目的の既婚者だったんだよ — RinRin17 (513 upvotes)
このコメントには多くの共感が寄せられ、同様の経験を持つ女性たちからの返信が相次ぎました。
本当に地雷原だよね。私も女友達も、何回かデートした後に独身証明書と性病検査の結果を求めるようにしてるの— busan_blues (266 upvotes)
独身証明書とは、日本の市区町村役場で発行される公的な証明書で、結婚していないことを証明するものです。通常は結婚相談所などで使用されますが、このような状況下では個人間のデートでも必要とされるケースが増えているようです。
売春は浮気じゃない? — 驚きの価値観
不倫に関する価値観の違いも、外国人を驚かせています。特に、売春を浮気とみなさない考え方について、多くのコメントが寄せられました。
今の妻が付き合い始めの頃に言ったんだけど、売春は浮気じゃないって考えてて、正直に言ってくれれば行っても怒らないって。マジでぶっ飛んだわ — BoysenberryTight2628 (92 upvotes)
このコメントに対して、同様の経験を持つユーザーからの返信がありました。
俺の妻も同じこと言ったわ、ただし正直さについては真逆だけど。「もし浮気したくなったら、代わりに売春婦のところに行ってくれ。そして、ちゃんと隠して、絶対に私に知られないようにしてくれ」って — zaiueo (79 upvotes)
この価値観について、妻からの説明が詳しく語られています。
彼女がいくつか理由を教えてくれたんだ。1)感情が絡まない。2)お金を払ってるから、普通の店で何かを買うのと同じ。3)「プロ」だから普通のセックスより楽しいだろうし、時には違う経験をしたいこともあるでしょ。4)男は一般的に多くの女性と寝たいようにプログラムされてると思ってて、バーで会った女の子とか(これは本当の浮気で離婚につながる)より、売春婦のところに行く方がまだマシ。
実は日本の女性でこう考える人は珍しくないんだよ。昔の同僚も同じ意見で、彼氏が売春婦のところに行ったら、むしろ関係が改善されるかもって思ってたわ笑 — BoysenberryTight2628 (40 upvotes)
不倫の正当化 — 「安全すぎる」から浮気?
不倫に関する別の視点として、「安全すぎる」ことが浮気の理由になるという驚きの体験談も寄せられました。
面白いことに、元カノは「あなたは安全すぎるし、絶対浮気しないって分かってたから浮気した」って言って4年間を無駄にしたんだよ — timbit87 (70 upvotes)
この「安全すぎる」という言葉の意味について、別のユーザーが解説しています。
「安全すぎる」っていうのは、日本的な言い方で「性的に魅力を感じない」ってことだよ — p33k4y (60 upvotes)
もしかしたらこの言葉は、日本人が直接的な拒絶を避けるために使う婉曲表現の一つかもしれません。
デートと優先順位
日本人とのデートにおいて、外国人が戸惑うのはコミュニケーションのスタイルと、恋愛における優先順位の違いです。ゴースティングや受動的なメッセージ、そして仕事や家族を恋人より優先する姿勢について、多くの体験談が寄せられています。
ゴースティングと受動的メッセージ — 積極的に連絡してこない
日本人とのデートで最も頻繁に挙げられる問題の一つが、ゴースティング(突然連絡が途絶えること)やフレンドゾーン(友達としか見られない)、そして受動的なメッセージです。
ゴースティング、フレンドゾーン、受動的なメッセージ。積極的に連絡してくる人に出会うまで、2年間ずっとこんな感じだったよ。 — BullishDaily (188 upvotes)
このコメントは、日本人とのデートにおける「受動性」の問題を端的に表しています。自分から積極的に連絡を取らず、相手からの連絡を待つ姿勢が、外国人にとっては「興味がない」と受け取られることが多いようです。しかし、一度積極的な相手に出会えば、関係の進展は早いという興味深い指摘もされています。
デートのペースについても、驚きの体験談がありました。
妻と付き合い始めた時、最初の3回のデートが全部1ヶ月ごとだったんだよ笑 — Prestigious-Box7511 (83 upvotes)
1ヶ月に1回しかデートしないというペースは、多くの外国人にとっては「本当に興味があるのか?」と疑問に思うレベルです。しかし、このユーザーは最終的に結婚しており、日本人のデートのペースは単に文化的な違いであることが分かります。
仕事と家族が最優先 — 恋人は二の次
日本人の優先順位において、恋人が仕事や家族より下位に置かれることも、外国人にとっては大きなカルチャーショックです。
犠牲の美徳、男も女もね。あなたが彼らにとって一番大切な存在かもしれないけど、仕事や家族のためには喜んであなたを犠牲にするし、周りの人はそれを褒めるんだよ。「職場の人が俺を必要としてる」って理由でディナーの予定が流れたこと、数え切れないくらいあるわ — Yogghii (158 upvotes)
このコメントは、日本社会における「犠牲の美徳」を鋭く指摘しています。恋人との約束よりも仕事を優先することが、日本では美徳として称賛されることがあります。しかし、外国人にとっては、これは「自分が大切にされていない」と感じる原因になります。
ポジティブな体験も — 全てがホラーストーリーではない
ここまで、日本人と付き合う上での様々な課題や驚きについて見てきましたが、もちろん全てがネガティブな体験ばかりではありません。幸せな関係を築いている外国人も多く存在します。最後に、ポジティブな体験談を紹介し、バランスの取れた視点を提供したいと思います。
幸せな結婚生活を送る外国人も
ネガティブなコメントが多い中、あえてポジティブな体験を共有するユーザーもいました。
私は日本人が全員ひどいパートナーになるっていう神話を払拭するために時間を使いたい、私はアメリカ出身で、付き合った男はみんな自己中なクソ野郎だった。でもそれは全てのアメリカ人男性が自己中なクソ野郎ってことじゃない。
日本でも同じだよ。旦那も、義理の兄弟も、友達も、私が日本人じゃないってだけで変なことを言ったりしたりしたことは一度もない。唯一変なのは、義理の弟がいつも英語で話しかけてくることかな……でもそれは彼が英語が流暢で、私が日本語を勉強してる間はその方が話しやすいからなんだけど笑。だから、どの国にも悪い人はいる。どの国にも素晴らしい人もいるんだ🫶🏻私の旦那みたいにね🥰。
追記:あ、待って、実際の「カルチャーショック」はあったわ。初めて日本の温泉に行った時、義母が裸でいるのを見て「これは確実にアメリカでは経験しないことだな」って思ったわ🤣🤣🤣 — Stringcheese_uwu (328 upvotes)
このコメントは、ネット上でネガティブな話ばかりが目立つことへの反論として投稿されました。幸せな関係にある人は、わざわざネットに投稿しないため、ネガティブな話ばかりが目立ってしまうという指摘は的確です。
重要なのは、「日本人だから」という理由で全てを一般化するのではなく、個人として相手を見ることです。どの国にも良い人も悪い人もいるという当たり前のことを、このユーザーは改めて強調しています。
バランスの取れた視点を
このスレッドには600件以上のコメントが寄せられ、その多くがネガティブな体験や驚きについて語っています。しかし、それは「日本人とのデートは全て失敗する」ということを意味するわけではありません。
異なる文化背景を持つパートナーと付き合えば、些細な違いに驚き、時には戸惑うのは当然のことです。
編集してる主も国際結婚暦10年ですが、重要なのはこうした些細な違いを「楽しむこと」なんだろうなぁと思っています。